(2003.7.2)ロッテの「コアラのマーチ」には、オ○ニーしてるコアラがいる?
ひさびさに例のギャル向け雑誌「egg」を見てみたら、こんな記事が出ていたのでびっくりしてコアラのマーチを買っちゃいましたよ。
なんでも、10数箱に一個ぐらいの超レアモノらしいので、彼女にも手伝ってもらって何個か買っているうちに、ついに見つけました。コレです。
うーん微妙。確かに、そのモノズバリに見えないこともない。でも、「いや、これは違うんですよ」とメーカーが否定できる余地も大いにありでしょう。
ただ、ベルト部の2つの「○」は、確かにどう見ても不自然だ。これ、やっぱり狙ってやってないか?
ちなみに「egg」では、もう絶対「オ○ニー」であると、完全に決め付けてました。(笑)
コンビニで売ってるiモード雑誌なんかもそうなんだけど、こういう雑誌って、基本的にちょっと電波入ってるんだよね。読者からの投稿とかで、こういう黒とも白とも書けるような微妙な話題とかが、「これは黒!」と断言されてたり、さらには根も葉もない都市伝説が平然と載ってたりする。
たとえば、「ケータイで特定の番号をダイアルすると、幽霊の声が聴こえてきます」だなんて断言してたりするんで一瞬驚いちゃう。かといって、そのページが、最初からネタ中心だと断り書きされてるわけでもない。れっきとした「事実「と、単なる「都市伝説」が、明快なボーダーも敷かれずに同じページに共存してたりするんだよな。
僕が普段書かせてもらってるような雑誌では、大抵はファクト主義が大原則で、「間違いは書いてはならない」ということはとても気を使うんだけど、そういう目から見るとある意味驚かされます。でも考えてみれば、報道的色彩がない媒体であれば、正しいか間違いかなんてことより、面白いかつまんないかが大事なんだろうからそれでいいんだよね。でも、おかげでケータイユーザー(tipicalな意味でのケータイユーザーね)の中には、「ファクト」と「虚構」が、完全にゴッチャになってる人って結構いるのね。
でも、ここまで話すと結局は不可知論や認識論の領域になっちゃうか。僕自身だって、神様じゃない以上、100%のファクトに基づいて記事を書くのは実は不可能であって、他の誰かから見ればやっぱり電波だと思われる可能性は大いにある。一個下↓のTIPSなんか、かなり微妙じゃない?そのへん。
しかし、それでも「egg」って色んな意味で笑える雑誌ですね。もし、難しい雑誌ばかり見てる方がいたら、是非手にとって見てほしい。
僕が見た号では、ギャルたちのトークというか、読者モデルとの対談みたいなのが載っていたけど、「社会人といっても、会社員とフリーランスの二種類があるんだよ」「え、そうなの?そのフリーランスってなに?」と話が続く。
正直、子供雑誌でもないのに「フリーランス」という言葉の意味を解説しなければならない雑誌があるというのは、ある意味衝撃的ではある。
でも、こういう雑誌って結構嫌いじゃないんだよね。昔、「ティーンズロード」の文通コーナーをはじめてみたとき、一瞬真剣に「オレもヤンキーになろうかな」と思ってしまったことがありましたが、もうこれは異文化であって、ちょっとだけ海外旅行に出かけたようなエキゾチックな気分とでも言おうか、いやはや。