「明日があるさ」のCMソングでおなじみの缶コーヒー「ジョージア」、
今回のプレゼントキャンペーンは、なんと、FOMA
P2101V
プレゼント総数は
3000名だそうですが、現在のユーザー数からすると、これって結構な数だよね。(笑)
缶コーヒーのプレゼントは、応募数がハンパな数じゃないらしいから、認知度は大幅にアップするでしょうね。
問題はプレゼントが1台だけなこと。(笑)
つまりこのプレゼントが当たった人は、5万ナンボと、毎月数千円のコスト増を覚悟して
もう1台自腹でP2101Vを買えってことなのかな。(笑)
缶コーヒーのプレゼントに応募する人は、比較的可処分所得が少ない層が多いといわれており、
もうちょっと工夫が必要なんではないかなと思います。
ジョージアのCMに限らず、
Gooの記事広告キャンペーン(超おそまつな内容(^_^;)、
そして「FOMA」名称での
TV番組スポンサードなどなど、
最近、FOMAも少しづつ、積極的なプロモーション対象になってきたようです。
しかし問題は、こうしたキャンペーンのほとんどが(恐らく)広告代理店サイドのプレゼンに基づくもので、
NTTドコモ自身に、明確な普及施策コンセプトが存在していないことでしょう。
だって、ドコモの技術系幹部が、『
TV電話はまずはビジネスユースから』とか、
『
プライベートユースでは色々と抵抗感があるだろう』とか、平気で発言しちゃうんだよ?
こういうのを「印象批評的マーケティング」って言うんだと思うんだけど、
こういうコトを言う前に、まず、Jフォンを購入して、写メールでメル友でも作って遊んでみてください。(笑)
断言してもいいけど、IPテレビ電話なんかとの連携がされた以後ならいざ知らず、
FOMA-FOMAでのTV電話が、ビジネスソリューションとして普及するなんてことは
ありえません。
ビジネスへのIT導入っていうのは、コスト効率アップが第一の目的でしょ。
そもそも、グループ会社のNTTコミュニケーションズが、
IP電話をも含めたイントラネット構築で「電話代まで節約できます」なんていう、
いたって真っ当なソリューションを提案しているときに、
どうやってコストアップに繋がるTV電話を導入させようっていうんだろう。(2002.1.14)