(2002.5.7) うぉ〜、だるい。GWにのんびりしすぎて、まだ頭がぼーっとしてます。
あなたは、ちゃんと社会復帰してますか?
ところで我が正しい街、高円寺の話。
高円寺南、西友のそばに新しい中華屋さんがオープンしたのですが、
この店、東中野駅前にある地元の人気店「
大盛軒」にメニューが酷似。というより、ほとんど同じ!
「大盛軒」のウリは、創作メニューの「鉄板麺」ですが、これもそのままパクってます。
しかも、オリジナル鉄板麺が850円するのに対し、高円寺のエピゴーネンは750円と安い!
「ほか弁屋が潰れる街」といわれるほど、安価良質な定食屋が多い高円寺の中でもレベル高いと思います。
ところが何故か、この店全然流行ってないんだよねぇ。
オープン早々に見つけて「この店は東中野とは関係あるんですか?」と尋ねると、
店主は何故か動揺して、「いえいえ関係ありません」と慌てて答える。
多分、正規ののれん分けではないんだろうなぁ。ま、それは僕の立場としてはどうでもいいことなんだけど。
そこそこ美味しいし値段も安いのに、何故流行らないんだろう?
東中野の本家がいつも賑わっているのとは対照的に、ここは夕食時でもガラガラです。
その2件隣りの、喜多方ラーメンよりずっと安いし、いいと思うんだけどな。
なぜこの中華屋が高円寺で流行っていないのか?仮説を立ててみました。
(1)まだ、店の評判が広がっておらず、認知されていない。(ゆえにもうすぐ客が大入りになる)
(2)店の看板メニュー自体がパクリなので、ウリを強調できないでいる。ゆえに口コミが発生しにくい。
(3)一押しメニューが創作メニュー(のパクリ)のため、高円寺住人にとって、よさが判りづらい。
(4)店構え、外装の雰囲気にイマイチ
「コク」がなく、美味そうに見えない。
(5)「高円寺が安くて美味しい食事ができる町」というのは実は誤解で、「ラーメン」とか「サバ味噌定食」とか、
いかにも、「貧相な定食屋」らしいイメージを与える既存のメニューでないとウケない。
(6)「美味い」と思っている僕が実は味オンチである。(笑)
多分、あと1〜2ヶ月もすれば、この仮説の結果は判明することでしょう。
(6)はともかくとして、僕は意外に(5)のセンもあるんじゃないかと思ってます。
僕は、高円寺の住人って「貧乏ごっこ」をしてる人が多いような気がする。
何せこの街は、オルタナティブなものこそが「クール」とされてる街。
ここに住んでいると、本当に価値観が変わっていきます。