いやー、このホームペェジを見に来てくださっている数少ない皆さま。こんにちは。三田隆治です。(お辞儀) 日頃は、このような放言しほうだいの偏屈オヤジのペェジを見に来てくださって、ホントありがとうございます。
忙しい、ここんとこホントに忙しいです。 1年前、経営に携わってたベンチャーが思わしくなくて、何かと停滞気味だった頃に比べると、今は自分でも信じられないぐらい、毎日が慌しい。僕は約1年前にリコンして、娘(先月末で遂に9才になりました)を元妻方に残し、自分は高円寺で一人暮らししておりますが、最近、ウィークデイはほとんど目白の事務所に寝泊りするような生活です。 ま、自宅も事務所も、どちらに居てもあまり変わらないというのはあるんですけどねー。
ここんとこ、やっている仕事がどれもこれも急展開してます。現在、某ドットコム企業の顧問をやらせてもらってますが、こちらも半年の契約更新を行い、サービスインに向けて、かなり実務レベルが増えてまいりました。 それと同時に、某社と進めているJ-フォンの公式コンテンツサービスの企画と事業計画も、ようやく具体的なレベルになってきました。 何かと守秘義務が多く、具体的にどのような仕事なのか、ここでディスクローズすることができないのが残念なのですが。
あと、本当に遅くなっていて、ここでも陳謝したいのですが、(陳謝陳謝。m(_
_)m) 最近は、プロユースの建築CAD統合ソフトの、インターフェイス改善提案、などというシゴトもやらせてもらっています。 コマンドアイコンのデザインを、最近の高解像度環境に合わせて大型化、多色化し、同時にもっとモダンなインタフェイスに改良するための「提案」を引き受けております。 何しろ、巨大なCAD統合ソフトですので、総数にすると3000個にもなろうかというアイコンをリニューアルするという地道な作業です。『思いっきり突飛な意見を出してくれ』という、私にとってはありがたいお仕事をさせていただいております。とか言いながら、これが遅れてるんだよなぁ。(^_^; 本当にすみません。>メーカーの担当者様。 まずは、建築CADソフトとは何なのか?ユーザーはどういう人を想定すればよいのか。など、かなり根本的なところからのシゴトでもあり、じっくりと(なるべく急いで)取り組むつもりなんで、もう少しだけお待ちください。 本当に、忍耐強くお待ちいただいてありがとうございます。(陳謝陳謝) ただ、ホントに楽しんでおります。このシゴト。 僕は、インターフェイス設計の仕事って大好きなんですよ。ゲームデザイナーだった頃も、インタフェイスにもっとも多く、作業時間を割いていたように思います。 僕の中では、ソフトウェアのインターフェイスデザインの仕事というのは、まるで純文学小説のように、人間心理を突き詰めて考える作業であると思ってます。
ライター業の方も、仕事の傍ら少しづつやらせてもらっております。TOPページにも書きましたように、日経BP社のサイトに、全四回のコラムを短期連載させていただくこととなりました。タイトルは「携帯電話は何を変えるか?−ビジネス・ライフスタイル大予測」(予定) 編集者の方の丁寧なお仕事にも助けられ、なんとか形になりそうです。 決して持ち上げる訳ではないのですが、有能な編集者さんというのは、ライターにとってはプロデューサーのような存在です。原稿の主旨を的確に理解してくれ、そして、書いてる当人が陥りがちな堂堂巡りを、客観的な視点より見て的確な意見をくれるだけでなく、資料集めのような地道な作業も手伝ってくれる。僕は長いこと本業の方では、どちらかというと、クリエイターの面倒を見る方の立場でしたので、こうした立場で助けてくださる方と仕事ができることには、無条件に幸福感を感じてしまうんですよね。 そして、原稿の内容もまた、僕にとっては最上級に楽しい仕事です。
僕は元来、「未来予測もの」が大好きなんです。子供の頃から、外挿法を用いたハードSFとかが好きでした。ラリィ・ニーブンの「リングワールド」なんか大好きでしたからね。小松左京の「日本沈没」も素晴らしい。あれはもはやSF(Science
Fiction―科学小説)ではなく、SF(Speculative
Fiction―思弁小説)です。何せ、ニッポンを沈めちゃうことで、『日本人とは何か、日本民族とは何か』について考察しようという、壮大な思考実験ですからね。おっと脱線脱線。 そういう意味で、テクニカルライター主導の、ハードウェアの予測記事には読後に不満が残ることが多いんですよね。ほら、技術的なSeedsが書かれてて、それでおしまいっていう記事がほとんどでしょ。『ケータイで自販機のジュースが買えるようになる、凄い!』なんて、冗談じゃないっすよ。それって多分、預金を下ろすのに、通帳と印鑑が必要だったのが、キャッシュカードでおろせるようになった、ってことと変わんないでしょ。近い将来、ケータイが財布になっちゃうってことは、多分、そんな表面的な利便性だけでは済まない、もっと根本的な影響を世の中に与えると思ってます。そして、そうした変化は往々にして、気がついた頃には、もう終わってるものなんです。このコラムでは、遂に形成されるであろう「TV電話文化の誕生」とか、「ケータイ財布」がマクロ経済に与える影響まで、改めてぶっ飛ばしてみようと思ってます。 各界の専門家はイヤな顔するかもしれないけどねー。(笑)
あと、もう少しで遂に通産3000万ヒットを達成する、インターネットのカリスマ、『侍魂』の開設者、健さんのインタビュー&記事も来週以降に執筆予定です。もたもたしてる間に、「ぴあ」とか、他のメディアに先を越されちゃったけどね。 でも、まだまだ、「侍魂」現象が象徴してるものって、十分理解されてないと思う。先行者が面白いとか、そういうネタは二の次だと思うよ。だから僕は、健さんインタビューは、ビジネスマンが読むちゃんとした雑誌でやりたかったの。『侍魂』のヒット数って、インパク全体を合わせたヒット数に匹敵するって知ってましたか?多くのドットコム企業とか、ブロードバンドコンテンツがどうのこうのって言ってる企業はさ、インターネットで本当に人々が求めてるものが何かっていうことを誤解してるって思うよ。個人的にもファンなので、健さんに遭えることは凄い楽しみにしてますよー。
そして、そろそろ、次の単行本の企画をってことで、ちょっとライトなテイストですが、 「これで年間700万円節約! 小さな会社の社長さんに贈る、『ITシャチョー』になるための超入門」 っていう本の企画を、今準備中です。 前作でもご一緒させていただいた、敏腕フリー編集者の根村かやのさんと、またご一緒ということになりそうです。 まだ出版社とか決まってないけど、決まったらお知らせしたいです。今までのパソコン入門とは全然違ってる、かなりぶっ飛んだモノになると思うよー。単なるパソコン指南だけじゃなくて、ITを駆使して銀座のクラブに通うより安く愛人を見つける方法まで指南しちゃうつもりだから。(笑) これがある程度うまくいったら、「デジタルディバイド解決シリーズ」(笑)っていうシリーズにしたいんだけどねー。この本。
あと、一応ここ1年での集大成になる単行本企画の「携帯電話ストリートカルチャー」(仮称)の企画も細々と進めてます。コレは僕のライターの仕事の基点にしたいと思ってるので、頑張って早くカタチにしたい。どこか、企画書見てくれる出版社ない?頼むよーホント。(笑)
その他色々あるんだけど、とりあえず近況報告でした。しかし、ココまで書いちゃっていいんかいな。
あと、コチラのペェジですが、近々、色々な面で少しパワーアップしたものをお届けできると思います。それに先立って一応、サイトは「完全リンクフリー」に変更いたしました。
今後とも、『ケミカルオォッシュ!-化学的洗浄』をよろしくお願いします。(お辞儀)
|